ATM手数料について

消費者金融のATM手数料は2012年の春から、提携先のATMの利用分だけ有料化されました。

提携先のATMとは、コンビニ、銀行などの装置のことを指します。大手消費者金融と呼ばれる金融機関のほとんどが、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど大手のコンビニでの借り入れ・返済ができるようになっています。この場合、カードを伴わないキャッシングではサービス利用できないケースが多く、カードの使用を伴うカードローンでの利用が前提となります。

銀行口座での入出金を行う際、コンビニATMでは通帳の利用ができませんよね。キャッシュカードでのみ取引ができるようになっており、消費者金融の場合もそのイメージをしていただくとわかりやすいかもしれません。

利用する時間帯、利用金額、利用回数によってATM手数料が異なります。この記事では消費者金融のATMを利用する場合の手数料や利便性についてまとめであります。

そもそもなぜATM手数料がかかる?

「消費者金融の無人契約機や店頭にいくと手数料がかからないのに、ATM利用の場合手数料が取られるのはなぜ?」とお思いになる方も多いでしょう。もちろん、消費者金融やATMを運営している企業の手数料利益にも関わることですが、金融機関相互の送受金時に受け渡しする手数料がみなし利息に当たると法的に解釈されることにも関係します。

みなし利息とは、あらかじめ決められた返済方法なら出資法の上限であった29.2%まで業者は回収しても良いというみなし弁済の際に適用される利息を指します。このみなし弁済こそがグレーゾーン金利の廃止を導き出した法的根拠です。

みなし弁済が廃止されれば、みなし利息も廃止される。そこで金融機関同士で、相互受け渡しにかかる料金の改定が行われたのです。その結果がATM手数料の有料化。レイクのように提携ATM手数料を無料化する業者もあります。

では、全消費者金融が銀行に手数料の肩代わりの契約を結べば良いではないか、という声が聞こえてきそうですが、そうなると銀行が消費者金融側に法外な手数料を要求し…とみなし利息の復活のような形になってしまいます。だから、1万円以下では110円、1万円を超えた場合は220円という、銀行の手数料と同じような料金体系が取られる形で現状落ち着いているわけですね。

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手数料がかかるのにわざわざコンビニATMを利用するメリットは大きく2つ

「手数料がかかるなら、わざわざコンビニATMを利用するメリットなんてないのでは?」とお思いになる方もいらっしゃるはずです。

まず1つ目、コンビニATM利用の最大のメリットは、お金がほしいときにすぐに引き出せるという点です。特に、いますぐに3万円ほしい!などのお急ぎの場合、近くに消費者金融や無人契約機がない場合、そもそも借り入れすらできないという状況に陥ってしまいます。

コンビニであれば、全国津々浦々見かけますよね。ATMを置いているところがほとんどですので、借りたいときに比較的いつでも借りられるという大きなメリットがあります。便利さを手数料で買っているとイメージしてもいいかもしれませんね。

何かしらの事情があってすぐに数万円いる場合、ATM手数料の110円や220円がそれほど障壁になるとは考えにくいでしょう。

もう1つのメリットは借入時の心理的なストレスが減るという点。

あなたがはじめて消費者金融を利用するとします。人通りの多い駅近くに行き、大きく看板で「アコム」「アイフル」「レイク」「モビット」と書いている建物の前に立ちその門扉を開いて入っていく…経験がある方ならおわかりいただけるかと思いますが、どうしても消費者金融で借金をするということ自体に抵抗感を持っている方が多いため、「なるべく人にバレたくない」「知り合いが居たらどうしよう」「わたしより先にお店に人がいたら気まずい」「この人、借金しているのかな?」と思われたくない、など精神的なストレスを感じるはずです。

コンビニATMであれば、そのストレスを感じることはありません。コンビニに入り、ATMを利用する。この所作から、この人借金している?と思われることはほぼないでしょう。銀行からお金を引き出している、振り込みをしているなどと思われるのが普通です。

周りの目を気にせず借り入れや返済ができるのは、コンビニATMの大きな強みと言ってもいいかもしれませんね。

回数やコンビニの種類限定でATM手数料が無料になる業者も

大手消費者金融のコマーシャルが乱立しているのを見ても分かる通り、消費者金融同士で熾烈な顧客獲得競争が行われています。初回利用に対して180日間無利息で貸付を行う業者、スマートフォンのアプリを自社でリリースし利便性を訴える業者、そして、このATM手数料についても条件の範囲内で無料にする業者も増えてきています。

業者によって条件は異なりますが、その内容は下記のようになるケースがほとんどです。

  • 特定のコンビニATM返済の場合、取引手数料が無料に
  • 月の指定回数内であればATM手数料が無料に
  • キャンペーン期間中であればATM手数料が無料に

もし、あなたがどこかしらの大手消費者金融を利用する場合、これら条件を確認することをおすすめします。時期やタイミングによっても条件が変わりやすくなっていますので、こまめにチェックするとより良いでしょう。

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最近ではATMの利用を伴わない借り入れが人気

ATM手数料もかけたなくないし、消費者金融に足を運ぶのも嫌。そんな方におすすめしたいのが銀行口座を活用した借り入れです。大手消費者金融ほか、中小消費者金融でもほとんどこのサービスを提供していますのでぜひご活用ください。

仕組みは簡単で、借り入れをしたいときに金融機関に連絡を入れ、登録している銀行口座に振り込みにて入金してもらうだけ。

「通帳に消費者金融の名前が残るのはいや!」お気持ちはよくわかりますが、ほとんどの消費者金融が別名の名義で振り込みを行ってくれますのでご安心ください。万が一家族に通帳を見られたとしても消費者金融とはひと目でわかりません。

まとめ

この提携ATM全面有料化からまだ日が経っていません。そのために利用者側は意識して使っていませんが、頻繁にコンビニのATMを利用するようなことがあれば、すぐに数千円の手数料が発生することになります。できれば、消費者金融や手数料が無料の提携ATMを探して取引をしたほうがいいでしょう。

手数料は、悪い言い方をすれば無駄な出費にあたるものです。いろいろな業者が手数料においても他社と差別化を図るために無料化を進めていますので、しっかりと確認するようにしましょう。

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